今春、高品質ウィールのブランド「Undercover」が、地球環境に配慮した「Earth」シリーズをリリースしました。
とうもろこし由来の素材を45%使った顔料不使用のウレタンに、何種類ものリサイクル樹脂のみで作られたコアで構成されています。
60mm、80mm、110mmの3サイズが発売されているのですが、その中の110mmを入手したので、早速試乗してみました。
項目 | 概要 |
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メーカー | Undercover |
商品名 | Earth 110 |
サイズ | 110mm |
硬度 | 88a |
形状 | ブレット |
参考価格 | 110mm/個:2,000円(税別) |
ローリング(スピード)
表記の硬度88aより柔らかい感触で、硬いウィールに慣れていると多少転がり抵抗を感じるかも知れません。
すごくスピードが乗りやすいわけではありませんが、滑りにくいと感じることもなく、十分に大径ウィールのスピード感を楽しめるウィールです。
グリップ
かなりグリップ力があります。
ブーツを倒し込んだ時にすっぽ抜けそうになることはなく、安心して体重を預けてエッジ操作ができます。
滑り心地
88aというより85aくらいの硬度感覚です。
接地時の感触はしっとり柔らかめで、路面からの振動やジャンプの着地時の衝撃を吸収してくれるので、滑り心地はとても良いです。
耐久性
ウレタンは削れにくい方だと思います。
コアの素材はリサイクル樹脂ですが、形状はTeamシリーズなどの定番ウィールと同じものなので、パンクなどは起こりにくいと思われます。
コストパフォーマンス
価格はTeamシリーズなどの他のUndercoverのウィールとほぼ同じで、少し高めです。
他のシリーズとウィールの特徴は異なりますが、Undercoverのクオリティレベルを満たしていると思うので、価格に見合った品質だと思います。
また、環境に優しいエコな製品ということで、そこに価値を認められるのであれば、少し高めの価格も納得できるのではないでしょうか。
総評
荒い路面やスリップしやすいタイル上など、いろいろな路面を滑るクルージング向きです。
そして、このEarthシリーズの最大の特徴は、ローリングでもグリップでも滑り心地でもなく、地球環境に優しいエコ商品であることでしょう。
TeamシリーズやCosmoシリーズなどより柔らかい滑り心地は好みが分かれるところかと思いますが、エコ商品だからクオリティが悪いということは一切なく、安定のUndercover品質であることは間違いありません。
エコに関心があり、グリップ力が強めで足裏に優しい滑り心地のウィールを探しているのであれば、このウィールは購入必須アイテムだと思います。
参考サイト
販売サイト
- Undercover / Earth 110 (110mm/88a):6個セット | Shop Skrap
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